
ガバナンス
コーポレート・ガバナンスの概要
基本的な考え方
当社並びに当社グループは、国際貨物輸送事業を通して社会の発展に寄与し、また、社会のよき一員として事業の持続的発展を図ることによって、株主、顧客をはじめとするあらゆるステークホルダーの期待に応え、企業価値の増大を図ることを、経営の基本方針としております。
この目的を達成するためには、経営の透明性、適正性及び公平性を確保し、コンプライアンスを徹底することが重要であるとの認識の下に、独立社外取締役4名による経営の監督を強化し、株主の権利を尊重する体制を整えて、実効性のあるコーポレート・ガバナンスの構築に取組んでおります。
企業統治の体制の概要
当社は、取締役会と監査等委員会で業務執行の監督及び監査を行っております。また、取締役会の管下に経営会議、執行役員会議、リスク管理委員会、サステナビリティ委員会及び予算審議委員会を設置し、意思決定の迅速化と情報の共有化を図っております。
取締役会
取締役会は、監査等委員である取締役を含む取締役12名(うち社外取締役4名)で構成されており、原則として毎月1回の定時取締役会を開催しております。また、必要に応じて臨時取締役会を開催しております。
取締役会は、経営基本方針、経営計画、予算編成、その他重要な経営課題事項を協議決定しております。当然ながら取締役会では、事業活動にかかわる法令、定款等の遵守と、財務報告の信頼性確保に関して特に注力しつつコンプライアンスの確保に努めております。
監査等委員会
監査等委員会は、監査等委員である取締役3名(うち社外取締役2名)で構成されており、原則として毎月1回監査等委員会を開催し、また、必要に応じて臨時に開催しております。監査等委員会は業務執行の適法性・妥当性の監査・監督を行うこととしております。
経営会議
当社は、経営会議を毎月定時取締役会後に開催して、各部門の責任者による月次実績及び重点取組事項の報告を行っております。
執行役員会議
当社は、執行役員による執行役員会議を毎月定時取締役会及び経営会議後に開催して、取締役会決定事項の徹底と執行役員の能動的な経営参画意識醸成を図っております。
リスク管理委員会
当社は、当社グループをめぐるあらゆるリスクをマネジメントし、コンプライアンス活動のすべてを統括指導するために、リスク管理委員会を設置しております。リスク管理委員会は、取締役及び社長が指名する者をもって構成されており、月1回開催しております。
サステナビリティ委員会
当社は、当社グループに係るサステナビリティをめぐる課題に対応し、社会の持続的な発展と企業価値の向上を目指すことを目的として、サステナビリティ委員会を設置しております。サステナビリティ委員会は、取締役及び社長が指名する者をもって構成されており、原則として年2回開催しております。
予算審議委員会
当社は、当社及び連結決算対象グループ子会社の中期経営計画に基づき策定された「中期5か年計画予算」及び、この計画を具体的に遂行するために策定された「年度予算」の運用に関する基準と諸手続を規定し、予算編成及び実績を審議するために、予算審議委員会を設置しております。予算審議委員会は経営企画部担当取締役、各部門の主管責任者によって構成されております。予算審議委員会の対象とする予算は、中期5か年計画予算及び年度予算で、いずれも連結と単体予算を対象としております。
指名・報酬委員会
当社は、取締役の指名・報酬等の検討を目的として、指名・報酬委員会を設置しております。指名・報酬委員会の構成員は独立社外取締役を過半数とし、委員長は独立社外取締役がつとめております。
内部統制
当社グループは、取締役会における「内部統制システムの構築の基本方針」決議に基づき、内部統制システムの整備を行っております。
コーポレート・ガバナンス体制の模式図
